院長インタビュー

2016年7月1日

キリスト教精神を基調とし「生命の尊厳を重んじ、病める人を癒す、愛ある医療を提供する」という理念のもと、高度先進医療を提供する聖マリアンナ医科大学病院。東横病院、横浜市西部病院、川崎市立多摩病院(指定管理:聖マリアンナ医科大学)と連携し、川崎市北部の地域医療の中核を担う。新たな取り組みについて、尾崎承一院長にお話を伺いました。

患者さんが安心して診療を受けられる医療ネットワークを構築

――連携している4つの病院の特徴を教えてください。

 患者さんがより良い環境で適切な診療を受けられるよう、規模と機能の異なる4つの病院が連携するとともに近隣の医療機関とも連携し、地域の医療ネットワークを構築しています。最も大規模なのは、病床数が約1200床の当院で、1次、2次、3次のすべての救急を受け入れ、大学附属の特定機能病院として高度先進医療を提供しています。

 約500床の横浜市西部病院は、3次救急に対応する救命救急センターのほか、心臓血管センター、周産期センター、こどもセンターを備え、高度な医療と地域医療を担っています。約350床の川崎市立多摩病院は、1次・2次の救急医療、小児救急医療、災害時医療を担うとともに、総合診療内科を充実させプライマリ・ケアに特化した診療を行っています。約150床の東横病院は、消化器病センター、脳卒中センター、心臓病センター、女性検診科を創設し、機能特化した高度医療を提供する急性期病院です。

 もう一つ、日本初となる乳がん診療に特化したブレスト&イメージング先端医療センター附属クリニックがあります。ブレストセンターでは、World Class Care(世界最高水準のケア)をモットーに、乳腺外科医・放射線科医・腫瘍内科医・乳がん専門看護師などの専門スタッフによるチーム医療を行っています。

 イメージングセンターでは、専属の放射線科医が早期発見のために重要な検診マンモグラフィ読影、手術前精査のために必要な乳腺CT、MRIの詳細な診断を行い、乳腺外科医と密接に連携をとり、安全でより質の高い医療を提供しています。

 この4病院と1クリニックは、それぞれ車で30~40分以内のエリアにあり、患者さんが安心して診療を続けられるよう、検査や診断、治療、手術、術後のケアなど、いかなる状況にも対応できるようになっています。

 昨年から、大学病院と西部病院、多摩病院は、院内PHSによる直通電話を使用していますので、当直体制が手薄なときの応援、症状に関する問合せ、重症患者さんの手術や満床時のフォローに至るまで相互連絡がワンプッシュででき、医療者や患者さんにとって大きなメリットになっています。

尾崎 承一(おざき・しょういち)
聖マリアンナ医科大学病院 病院長

日本リウマチ学会認定リウマチ専門医。京都大学医学部卒業。国家公務員共済組合連合会新香里病院内科、京都大学大学院医学研究科内科系博士課程、米国National Institutes of Health客員研究員、国立療養所宇多野病院内科・免疫研究室長、京都大学医学部第二内科助手、京都大学大学院医学研究科・臨床病態医科学講師、同・臨床生体統御医学助教授を経て2001年聖マリアンナ医科大学内科学(リウマチ・膠原病・アレルギー内科)教授に就任。2008~2013年度に医学部長を併任後、2014年4月より現職。日本内科学会評議員、日本リウマチ学会理事・監事、日本臨床免疫学会理事・監事、日本炎症・再生医学会評議員、日本痛風・核酸代謝学会評議員、日本免疫学会運営委員など。

※この記事は2016年7月1日に掲載したものであり、肩書き等の情報は掲載当時のものです。

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